2006年7月、中国の医療支援ボランティア団体からの要請を受け、Dr.HONDAが中国北部の都市、延吉(ヨンギル)を訪問しました。
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原因の一つとして中国の健康保険制度が未整備なことが挙げられます。公務員は国の保険に加入していますが、企業や個人経営の場合は独自に保険加入をしなければいけません。さらに一般の農家の人々は保険がありません。したがって、中国では実質、歯科治療は自由診療となっており、治療費が高くなってしまうのです。 保険制度は大都市では整備されているようですが、延吉のような地方都市ではまだまだこれからのようです。ある医師の話では、あと5年ほどすれば制度も整えられていくだろうとのこと。それまで治療費問題は続きそうです。
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医療制度や歯科医制度など、日本とは非常に異なる中国歯科事情の一面が垣間見られました。 次回は中国/地方都市に住む人々のオーラルケア意識に迫ります。 |