ここで差がつく!パーティーシーズンの口臭ケア(アルコール編その1)

芸術の秋、スポーツの秋、食欲の秋。そして秋から冬にかけてはパーティー・宴席が多くなるシーズンです。

大勢の方とお酒をご一緒する機会が多いのは楽しいことですが、飲みすぎには気をつけたいところ。飲酒は二日酔いだけではなく、口臭・体臭にも影響します。

パーティーシーズンをスマートに乗り切るためにも、アルコールについて理解し、口臭ケアを身につけましょう!

お酒を飲むとなぜ口臭が発生するのでしょう?まずはアルコールを摂取したときの体のメカニズムを見てみましょう。お酒は、飲んだあと胃や小腸で大部分が吸収され、血液に溶け込み、肝臓に運ばれます。肝臓で、アルコールは脱水素酵素(ADH)の働きによりアセトアルデヒドに分解され、さらにアルデヒド脱水素酵素(ALDH)の働きで酸化され、酢酸に変わります。

この分解過程において、アセトアルデヒドがうまく処理されなかったり、あるいは過剰に蓄積されると、血液中の濃度が高くなり、肺におけるガス交換の結果、呼気として放出されます。これが悪臭の原因です。

また、アルコールは利尿作用があるため脱水症状を起こしやすくなります。そのため、口腔内では水分が奪われ、口腔内の乾燥をもたらします。その結果、十分な唾液を保持することができず(ネバネバの唾液の状態)、口腔内の自浄作用 が急激に低下し、更なる口臭をも発生します。

したがって、アルコールを摂取すると、口腔内乾燥による口臭 + アセトアルデヒド という特有の口臭を引き起こすことになるのです。

最終的にはこのようにして発生した口臭は、アルコールやアセトアルデヒドが完全に分解されると消失しますが、このアルコール分解プロセスは一度で完了するわけではありません。分解しきれなかったアルコールやアセトアルデヒドは、血液とともに体内を巡り、再び肝臓へ戻り分解される、という作業をくり返します。アセトアルデヒドという物質は毒性が強く、吐き気や頭痛を引き起こすことがあります。飲みすぎで悪酔いや二日酔いになるのは、アセトアルデヒドが体内ですぐに分解されず、長時間留まっているためです。

ニオイのもと、アセトアルデヒドは呼気だけではなく、汗として皮膚からも放出されます。

また、アルコール自体に発汗作用があるため、発汗の増加を招く上にニオイが強くなるという悪循環を招きます。

口臭・体臭予防にとって、アルコールは大敵と言えるでしょう。

編集後記
お酒を体内で分解するイメージが分かり、お酒の有害さを痛感しました。でもお酒はやめられない…そこで次回は、お酒と仲良くつきあい、できるだけ口臭を予防するテクニックを紹介していきます。お楽しみに!