2008年11月6日〜8日に開催されたアジア予防歯科学会。今回は会場で先生方が活躍される姿をお伝えします!
会長のShin教授による開会宣言。
3日間にわたる内容の濃い学会の幕開けです。
初日の夜はウェルカムパーティーが。韓国の子どもたちによる演奏のうれしいサプライズがありました。
先生方にとっては学会の緊張を忘れられる束の間のリラックスタイムです。
また、アジア各国から歯科関係者が集まるだけに、参加者の顔ぶれを見るだけでも会場はインターナショナルな雰囲気が漂っていました。
2日目はいよいよ先生方の論文発表です!さすが国際的な舞台だけに、スピーチは英語で行われました。
7医院の提携クリニックの方が口臭治療に関する興味深い研究を発表され、会場では他の参加者が熱心に聞き入っていました。
参加された方々はこちら
■ももデンタルクリニック 大塚和歌子先生(秋田)
■こうせい歯科 山内 恵美先生(千葉)
■オオヤ歯科医院 大矢 浩登先生(愛知県)
■わしづか歯科 伊藤 正幸先生(愛知県)
■清水歯科 清水 敏之先生(大阪)
■ひぐち歯科クリニック 樋口 均也先生 (大阪)
■筒井歯科 筒井 豊先生 羽山 やよいさん(DH)(大阪)
論文発表の後は、シンポジウムが開催されました。
その中の一つをDr.HONDAが担当。
テーマは「Control of Oral Malodor」。口臭のコントロールについてです。
口臭はアジアでも関心が高まってきているだけに質問も多く飛び出しましたが、Dr.HONDAはそれらの質問に一つひとつ丁寧に回答されました。
オオヤ歯科医院 大矢先生
■学会に参加されたきっかけは?
一度は海外での発表を経験してみたいと思いました。
■論文の内容はどのようなものですか?
当院で5年間継続して診察させて頂いている症例についてです。
■論文発表をされての感想を教えてください。
緊張しましたが、自分にとってはエキサイティングな経験でした。このような経験が出来るとはこの35年間生きてきて思ってもいなかったです。
■その他学会の全体的な感想を教えてください。
私の前に発表されたマレーシア人の女性の民族衣装を見て、「おお!国際的な学会に参加している!」と妙に実感し、緊張しつつもワクワクしました。
■本田先生へのメッセージをどうぞ。
素晴らしい発表の場を与えて頂き、本当にありがとうございます。ただ、今年は頑張り過ぎたので、来年は少し休ませください。(笑)
ひぐち歯科クリニック 樋口先生
■論文の内容はどのようなものですか?
発表内容は生理的口臭の主な発生源である舌苔と、舌苔中で口臭を発生させている嫌気性細菌の動向についてです。進行した歯周病患者や寝たきり老人に見られる口臭、すなわち病的口臭についてはいろいろな研究や発表が行われていますが、最近顕著な増加が見られる生理的口臭に関する研究や発表は、限られたものしか存在しません。ほんだ歯科並びに提携クリニックを受診される患者さんの多くが生理的口臭に悩まされていながら、治療の参考となる研究はまだまだ少ないのが現状です。
以上のような経緯からぜひ自分で調査してその結果をまとめ、今後の治療に役立てていこうと思い立ちました。もちろん調査や集計の作業は大変手間のかかることで、日々の忙しい臨床業務の中で実行するのは困難ではありましたが、学会発表がこれらの作業を行うとてもよい機会になってくれました。
今回の学会では、ほんだ歯科提携クリニックの先生方が様々な視点からユニークな発表をされましたが、私が一番知りたかったのは「生理的口臭の張本人である舌苔中の嫌気性菌は口臭治療によって本当に減少していくのか?」という点です。嫌気性菌は酸素を嫌うことから調査がとても難しい細菌で、従来では嫌気培養システムという大掛かりな設備が必要となるため、開業医にはお手上げでした。ところが幸いにもBANAぺリオという簡易測定器が開発され、嫌気性菌の動向を調べることが比較的簡単に行えるようになったのです。そこで、BANAぺリオを用いて口臭患者の嫌気性菌を測定した結果、口臭治療の前後で舌苔中の嫌気性菌が減少するという結果が判明したため、このテーマを中心に発表する運びとなりました。
■その他学会の全体的な感想を教えてください。
今回は参加者のほとんどが英語を母国語としないアジア圏の歯科関係者であったため、(英語での)活発な質疑応答とまでは行かなかったのが残念でしたが、会場がリゾート地に位置する最高級ホテルだったため、ゆったりとした気分で学会期間を過ごすことができました。また、滞在中は二晩続けて晩餐会の出し物を楽しむことができたと同時に、国内の学会にはない研究者同士の絆を感じることができ、思い出に残るであろう意義ある旅となりました。
■オオヤ歯科医院の情報
〒467-0064
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TEL : 052-861-0677
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