![]() 前回は中国北部の地方都市、延吉市での歯科事情について取り上げましたが、実際に現地の人々はその中でどのように生活しているのでしょうか?
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延吉市内では、歯ブラシや歯磨き粉など、オーラルケア商品が市販されています。歯ブラシを使って歯を磨く習慣はもともとなかったようですが、次第に定着してきています。歯磨きをするタイミングは、当初朝と夜の一日2回でしたが、最近は韓国の影響を受け、「新しい文化」として食後に歯磨きをする人が多くなっているようです。韓国文化の影響は、カラオケやファッションだけでなく、歯磨き習慣にも及んでいるのですね。
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治療費が高く歯科医院に行けない・・・そんな人のために、ボランティア団体が治療にあたっています。設備は一般のマンションの一室などを使用しているため万全とは言えないかもしれませんが、治療費は無料。大勢の人々が利用しておりいつも治療を待つ人で混み合っています。 今回、Dr.HONDAはボランティア団体を視察し、治療活動に参加しました。 |
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歯科治療を受けにくい中国の環境を考えると、歯科での治療や定期的なケアが簡単に受けられる日本のありがたさが感じられますね。 さて、次回は延吉市民の口臭に対する意識に焦点をあてます。日本人と異なる習慣をもつ中国人はどのように口臭を感じているのでしょうか?お楽しみに! |