食後、歯の間に詰まった食べかす、繊維質を取り除くためには三角ようじが最も効果的です。
三角ようじとは、普通のつまようじとは違い、二等辺三角形をしている楊枝のことです。三角ようじは、歯と歯ぐきの清掃とマッサージを同時にやってくれる優れモノ。欧米では三角形状のようじは、食後の最も重要な歯間清掃用具であり、デンタルピックと呼ばれます。
従来の丸い爪楊枝はカクテルピックと言い、本来はフォーク代わりに料理用ピックとして使われるものです。この爪楊枝を無理に使うと歯と歯ぐきに負担がかかるのでご注意を。
三角ようじは歯間部の形状に合わせた三角タイプなので歯ぐきを痛めません。狭いスキ間の汚れもしっかり除去、上の二辺でクリーニング、底辺の部分で歯ぐきのマッサージ効果が得られます。
詰まった食べかすを簡単に取り除くことができ、歯磨き剤や水も不要。食後に口腔内を潤しているサラサラ唾液を損なうことがありません。歯と歯の間は磨きにくく歯垢がたまりやすいため、歯磨きをする上で最も注意すべき場所。食後は爪楊枝を効果的に使って歯をキレイにしましょう。
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